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「財布の中身」(今日珈琲店で書いた詩です) 



財布の中身
            服部 剛

妻が財布を買ってきた
古い財布と、中身を入れ変える

小銭と幾枚かのお札を、入れて
レシートの束を、捨て
ポケットの空洞に
旅先のお寺で買った
お守りをそっと入れる

その日から
出先で財布を開くたび
顔を出すお守りに、呟く
(ありがとう…)

近ごろ沈みがちだった、自分の芯に
ひとつの念が――湧いてくる
色合いを変えた
街の風景を、私は歩く

誰かが待つ
今日の場所へ  

   ・・・・・


   ―はっとりんのBarカウンターコラム・12-


 昨日、妻が財布を買ってきてくれて、出かける前に中身を入れかえました。 風水などで「部屋を片付けるといい」というような感覚で、古い財布に感謝をしながら、新しい財布に入れかえるのも、良いことだと思いました。そして、財布を開いたときに、いくつものお守りの入った小さな空間に、心のなかで感謝の念を伝えると・・・自分自身の気分がより良くなっていることに気づきました。


 感謝する心の習慣を身につけると、「 自分が今・ここにいて、今日を生きていること自体が歓びだ 」ということを思い出し、日々会う人とも幸せな気持ちで過ごせる場面が増えるように思います。あなたの日々も、感謝の念で、良いことが訪れますように。 









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詩の教室に参加しました。



  今日は八王子の現代詩研究会に参加しました。研究会というと少々かたい?印象ですが、とても自由な雰囲気で発言も自由に尊重しあう「詩の教室」という雰囲気で、集まっているそれぞれの詩人の語らいがとても興味深いです。それはきっと、主宰者が中上哲夫さんという詩人だからだという気がします。


  月に1回集まるこの会では、この数ヶ月、『 ロバート・ブライ詩集 』(思潮社)について皆で語り合っています。今日、皆で読んだ詩のなかで僕の印象に残った詩をいくつかあげると「 夜が来てびっくりする 」は、<夜が密かに訪れる感覚>がいくつもの優れた描写で書かれ、夜の情景描写のなかで、後半の二行のみが、「一日は終わらない」という感覚と「日中は自ら輝くために」という前向きなメッセージを詩人が語っているのが、伝わってきます。


  また「 ラック・キ・パール河へと車を走らせる 」という詩は、移動する車窓の風景が何枚も視える俳句の要素のある詩で、ジャポニズムとは何か?を皆で考えるひと時がありました。参加者の一人の八十代後半の詩人の方が、この詩から想起して「(長年生きてきて)日常のなかで、この風景いいなぁ・・・と思うことがある」と語るのを聴いて僕は<日常のそういうふとした風景に、詩はある>と、心のなかで思いました。


  打ち上げは会場を移して駅ビル内の蕎麦屋で飲みながら、楽しく深い語らいは続き、その余韻を胸に、それぞれの詩人は家路に着いたことでしょう。  


     ・・・・・・・・・・・・・

※ 『 我が家に天使がやってきた ―お話と朗読会― 』のお知らせ ※ 1人でも聴いて下さる方がいれば、出張いたします。一期一会のご縁を大事に、お話・朗読・分かち合いのひと時を共に過ごしませんか? 出演依頼は僕のメール: gouhattori@yahoo.co.jp まで、お願いいたします。  「 一人ひとり皆様との出逢い 」を心からお待ちしています・・!((^^))  












在りし日の詩友との対話―渋谷のカフェにて― 



 昨日は渋谷で半日を過ごした。夜は、都内で盛り上がっている「SPIRIT」という朗読イベントに参加するので詩をひとつ書きたいと思い、あるカフェに行った。そのカフェは十年以上前に今は亡き詩友と一度語りあった店で、渋谷に行くと、時間があればその店で過ごすことにしている。


 僕は紅茶を飲みながら、向かいの空席に彼の面影を浮かべ、心の声で近況を語る。<ダウン症児の息子についての詩集を出して三ヶ月、僕は旅がらすになることを、心に決めたよ。自分の言葉と朗読で、人々に  何か を届けるために>――僕の胸には、若い彼が旅立ったあの日 僕は君の分も生きる と決意したこと、風の姿になった彼と共に詩の旅路を歩むという思いが、甦る。


 その夜、久々に「SPIRIT」に参加した僕の名前が呼ばれると、言葉の夜に集う皆の拍手は不思議なほど温かく・・・嬉しかった。僕は日中、カフェで彼と対話するように書いた詩を朗読した。あの日、風の姿になった彼も遊びに来て聞いていたかもしれない。  




※ 詩集『我が家に天使がやってきた』出版&お話と朗読会を始めます ※ 


 皆様、すっかりご無沙汰して申し訳ありません。5月に、ダウン症児の息子について書いた詩集『我が家に天使がやってきた』を刊行いたしました。前半は「ダウン症の告知から立ち上がる支えになったものは何か?」で、後半は「日常に吹く風の働き」をテーマに集めた詩が多いです。


 刊行して3ヶ月が過ぎ、読者の皆様から今までに無い反応があり、手応えを感じると同時に< より人々に本が届くには? >と考えた結果――「詩集を鞄に入れて、旅がらすとなり、1人でも僕のお話と朗読を聞いて下さる人のいる場所に行こう」という決意をいたしました。カフェ・ライブハウス・学校等々・・・自分でも場所を探し始め、財布に電車賃さえあれば、そこにいきます。すでに予定が決まった所もあり、心から感謝いたします。


「我が家に天使がやってきた―お話と朗読会―」では、僕のお話と朗読で<聞いてよかった>と思うような‶ 何か 〟を感じ、分かち合うひと時を創り、その場にいる一人ひとりとの一期一会の出逢いとふれあいを大事に、これから僕は、日々の旅路を始めます。


※お呼びいただける場所がありましたら、1人でも聞いて下さる方がいるなら、楽しみにいきます.。出演依頼は gouhattori@yahoo.co.jp までメールをいただけますように、心からお待ちしています・・・!!((^^))


※詩集『我が家に天使がやってきた―ダウン症をもつ周とともに―』 服部 剛・著本の最後の方に「 谷川俊太郎氏の手紙 」を掲載。 (文治堂書店)1200円(税抜き) ◎メールか電話1本で直接購入できます。090-2154-9084(勝畑)
メール:bunchi@pop06.odn.ne.jp までお願いいたします。送料を含め簡単な直接購入です。  






※ 新たなネット番組「ゴーテツ会議」を始めました ※ 



皆さま、こんにちは。新たに始めたネット番組のお知らせです。

「布団の中のアーティスト」で素晴らしい主宰をしている木村哲夫さんと「ゴーテツ会議」という見易い5分番組を始めました。 哲ちゃんは音楽で、僕は詩なので、音と言葉と面白深い?トークをお楽しみ下さい。 1回目のテーマは「詩を書き始めたきっかけ」と「あの頃の自分」です。ぜひぜひこのテーマの感想などをお聞かせ下さい 
入り口はコチラ → https://www.youtube.com/watch?v=gOtcK5Zgkd0&feature=youtu.be 

第2回は哲っちゃんが「誰にも会いたくなかった頃」を語り、音楽=表現を生きることでより良い方向へ導かれてゆく実体験が興味深いので、ぜひ、ご視聴くださいませ。
入口はコチラ → https://www.youtube.com/watch?v=qepXi6lfGBw 

第3回は「自分らしく生きる」がテーマで、僕は「歩く本」という詩を朗読しています。番組でお会いできたら嬉しいです。 (^^) 
入口はコチラ → https://www.youtube.com/watch?v=TI4d9pLderc  




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